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リフレーミング57 サブスクの落とし穴

リフレーミング57 サブスクの落とし穴

おはようございます。
 朝、ブログを書いた後、パソコンの電源を切った。休日にしようと思った。午前9時過ぎ、芽室公園で少しだけ撮影。愛菜屋とスーパーで買い物。昼過ぎ帰宅。3時頃から料理づくり。僕が関わったのはキムチチゲだけ。他はM氏の料理。7時頃、一通り完成した。とても2人分とは思えない。僕はさほど食欲はなく、夕食は果物、刺身、ヨーグルトのみ。

わかりやすく、誤解のないこと

昨日、日経電子版を読んでいたら、「解約したつもりが…課金継続 サブスクの落とし穴」という記事を目にしました。解約方法がわかりづらく、解約したつもりなのに料金が引き落とされるという消費者相談が増えているのだそうです。
 わざと解約方法をわかりにくくしていると思われるケースが多い。申し込みはネットで簡単にできるのに、解約する際にはなかなかつながらない電話にかけるしかなかった。僕もそんな経験をしたことがあります。
 もっと困ったケースとしては、東京時代に数年間利用した某サービスの料金がいまだに引き落とされていること。解約しようと思ったのですが、やり方がわからず、どこに連絡したらよいのかもわからず、あきらめてしまったというケース。月250円だからいいか……みたいなあきらめの境地。長年払い続けてきたため、僕の頭の中では公共料金の一部のように考えてしまっています。
 しかし、そんなことではいけませんね。250×12ヵ月×20年間。6万円ですか。放っておいてはいけないという気持ちになってきました。今月中には解決しよう。今朝ネットで調べてみたら、比較的わかりやすくなっていました。
 クレジットカードの利用明細をチェックすれば、もしかすると使っていないのに引き落とされているものが他にもあるかもしれません。会社の中にも残念ながらある。使っていないのに支払われているもの。こうしたコストの見直しは必要ですね。つい気軽に申し込んで、延々支払い続けるようなケースが多々あるものです。
 サブスクリプションというのは、そうしたうっかりミスを誘発させるところにうまみがあるのかもしれません。うっかりレベルなら消費者側に問題があるわけですが、解約したくてもできないとなると、事業者側の問題となる。単なる問題ではなく、商道徳的な問題。そういうことをやるのは企業として、人としていけないということになるでしょう。
 先ほどの記事によると、申し込む際に解約方法を確認するという人は4人に1人なのだそうです。この25%に自分も所属していなければならない。そう思いました。逆に言うと、解約方法をわざとわかりにくくしているような業者と契約してはいけないということですね。
 サブスクに限らず、わかりにくい契約というものはこの世に実に多い。実際、複雑な商品だからわかりにくくなっているというものもあるでしょう。けれども、本当はわかりやすいのにわざとわかりにくくしているのではないかと勘ぐりたくなる商品もある。「複雑だから複雑」「シンプルだからわかりやすい」「複雑だがわかりやすい」「シンプルなのに複雑」の4パターンがありますね。
 印刷商品は受注生産であり、ほぼすべてオーダーメイドであるため、どうしても複雑になりやすい……。そう考えていたのですが、僕が入社する前の1990年代と今とでは、印刷物の製造工程がずいぶん変化しています。積算の項目が3つか4つ減っているはず。デジタル化によって料金の内訳がシンプルになってきています。
 わかりやすい料金体系と誤解のない契約方法(または解約方法)。これからのビジネスにはこの両方が欠かせませんね。我が社ももっとわかりやすい販売方法に変えていかねばなりません。

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