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活動記録71 同友会道北あさひかわ支部12月例会

活動記録71 同友会道北あさひかわ支部12月例会

おはようございます。
 午前中は同友会の新春企画用の原稿を執筆。ほぼ完成したが、まだ十分ではないような気がする。僕は参加しなかったが、10時からミーティングルームでは通販会議が行われていた。午後1時、十勝経営者大学第9講。講師は北海道大学大学院農学研究員ビークルロボティックス研究室の岡田博史氏。「ICTを活用したスマート農業 ~農業のロボット化と情報化~」というテーマ。農業分野のロボット化はここまで進んでいるということがわかった。4時終了。その後、講演の準備。5時までには準備完了。早めの夕食。
 6時、ZOOMを接続。少し早すぎたようだ。中小企業家同友会道北あさひかわ支部では四役会が行われていた。6時半、12月例会。60分ほど事例報告をさせていただく。テーマは「自社、地域、同友会… コロナ危機を乗り越えるために ~SDGsと経営指針~」。メインのモニターにはZOOM画面、eインクのモニターにはストップウオッチを表示。いいペース配分で話を進めることができ、60分で話し終えた。その後、質疑応答、グループ討議、グループ発表。この順番はとかち支部とは違うようだ。8時45分例会終了。

学びのデジタル化

今年は講演・講義を何回行ったのだろう? 数えてみたら22回でした。昨年よりは少ないが、一昨年よりは多いという回数。コロナ禍により中止になった講義もありました。中止されたのは今年の春に企画されていたもの。夏以降はZOOMによる開催が当たり前になりました。ただ、どうなのでしょう? 活動が停滞している会もあるに違いありません。同友会や経営研究会のような、勉強が目的の会の場合は、さまざまに工夫しながら学ぶ場を確保しようとしています。僕も今年は何回か、ZOOMで講演させていただくことになりました。昨日の十勝経営者大学の岡田氏も札幌からZOOMで講演されていました。
 農業がロボット化、そしてAIを活用するようになってきているのですから、他の産業も同様にデジタル化していく必要があるでしょう。講演会やセミナーはもちろんリアル参加のほうがよいに違いありませんが、それが無理な場合はオンラインであっても参加すべき。雰囲気とかちょっとしたニュアンスが伝わりにくい……とは言っておられないのではないか? 
 そのあたりは、ZOOMを使うようになる前から気づいていた人が多いのではないかと思います。グローバル化が進み、地域企業であっても海外に目を向けるようになりました。自ら海外へ出向いたり、外国企業の人が自社を訪れることもある。そんなときに、日本的なニュアンスがちゃんと伝わるとは考えにくい。察してもらうよりも、的確な言葉で伝えることのほうがはるかに重要。
 日本人同士でもコミュニケーションの取り方を世界標準に合わせるべき時代になっているのではないでしょうか。もちろん、日常のコミュニケーションでは人間的なほうが好ましいし、日本的あるいは道民的であるほうがよいとは思います。取材の場でも、お互いに価値観を共有しているのを感じながら話をすることが多い。
 しかし、異なる考え方を持った人たちが集まる異業種交流のような場では、理性的に的確に相手に伝える能力が求められますし、的確に相手の話を理解することが重要になってきます。それはZOOMでもできること。むしろ、言葉と共有画面と相手の映像がすべてという、オンライン講演のほうがストレートに伝わってくるような気がします。
 今年、僕は数多くのオンラインセミナー、講演に参加しました。自分でも講義を行いましたが、それ以上に数多くの講師の話を聴くことになりました。僕の正直な感想を言うと、「オンラインのほうがいい」。どうしてか? それはパソコンでメモをとりながら聴くことができるというのが最大の理由。僕はノートに文字を書くことを苦手としているのです。キーボードなら、話の重要部分をすべて記録することができます。
 僕らのビジネスはもっとデジタル化が進んでいき、その先にはDXが待っているに違いありません。ならば、勉強の仕方、情報収集の仕方にもデジタル化を取り入れるべきでしょう。もちろん、アナログも大切ですが。そういえば、僕よりもずっと年上(80代)のある経営者が「今年は道外へ行かなくても勉強できるようになった」と喜んでいたことを思い出しました。この学習姿勢を僕らは見習わなければなりません。

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