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リフレーミング68 アウトプットによる発見

リフレーミング68 アウトプットによる発見

おはようございます。
 午前中は朝礼用の原稿とアンケート作成。午後は社内報原稿。最後に図を作成する。最初はイラストレーターで作ろうと思ったが、もっと簡単な作り方にしようと思い、結局パワーポイントを使うことにした。正解だった。日曜日にしてはハードな一日だった。

ウィンドウ派とミラー派

僕と同じように、日常的に文章を書いている人って、けっこう多いのではないかと思います。あるいは、日常的に誰かに向かって話をするという人も多いでしょう。
 企業経営者であれば、朝礼などの場で話をする。講演や事例発表といった機会もあると思います。企業経営者でなくても、「大勢に向かって話すこと」が業務の一部なっている人がいます。学校の先生もそうですし、顧客に向かってプレゼンテーションしたり、社内研修の講師を務めたり……。さまざまなシーンが想定されます。
 文章を日常的に書いている人には、まずプロの書き手、ライター、作家、編集者らが頭に浮かびます。それに企業経営者も執筆を依頼されることが多い。僕の場合は社内報原稿、所属している経営者団体の会報、業界誌への寄稿といったものがあります。
 加えて、僕は毎日ブログで1600字前後文章を書いていますから、一日最低1600字、多いときには1万字。年に1回か2回、2万字の原稿を書くことがあります。
 文字数はともかく、「文章を書く」あるいは「まとまった考えを誰かに伝える」ということを日常的に行っていると、何かしらの変化が自分の中で起こっていることに気づくはずです。
 僕は2001年9月、参加したセミナーの中で初めて気づきました。その後も小さな気づきがあり、2006年夏、本格的に、そして明確に気づくことになったんですね。ブログを始めて半年たった頃のことです。以前に書いたことがありますが、「断片的な情報が頭の中でつながり出す」という変化。これによって、「ただ知っている」でのはなく、自分の中で知識化し始めていることに気づきました。
 営業や編集職にある人は、僕とはちょっと違った知識化プロセスをたどっているのではないかと思います。営業先、取材先の人たちとの会話、情報交換の中で数多くの発見があるに違いありません。それを持ち帰って、自分の蓄積してきた情報・知識と照合する。行動量の多い人ほど重層的な知識となっていくことでしょう。写真家のスタイルに当てはめれば「ウィンドウ派」ですね。窓が外に開いている。
 僕はほぼ間違いなく「ミラー派」ということになります。もちろん、情報は外に求めるのですが、発見があるのは「原稿を書いているとき」か「講演・講義を行っているとき」。自分で書いたり、話したりしているときに、自分の裡にある何かに気づく。自分のまわりには広大な世界が広がっている。それと同じくらい広大な世界が自分の内側にも広がっている。そんなふうに考えています。
 高度成長期、多くの企業経営者が海外(特にアメリカ)を視察し、そこからヒントを得て新事業を興し成功を収めた……。そんな事例が数多くあります。伝記や社史を読むとそうした例が実に多い。これはウィンドウ派の成功例といえそうです。
 今の時代もそうしたやり方は確かにある。ただ、インターネットによって瞬時に世界中の情報がキャッチできるのですから、ものすごく競争は激しいと考えるべきでしょう。
 それよりも、自社の中にある何かを発見すること、価値に気づくことが重要なのではないか? 社内にある他社には真似のできない強みを異質な何かと組み合わせる。その「異質な何か」は社内に存在する場合もあれば、外から持ち込むこともあるでしょう。いずれにせよ、借り物のアイデアではうまくいきにくい時代。自社の内側にある資源に目を向けるべきではないかと考えています。

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