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仕事観について80 「確信を得たい」

仕事観について80 「確信を得たい」

おはようございます。
 朝、ある社内文書を作成。短い文章だが、あれこれ考えた。朝食後、会議の準備等。10時半、新事業チームリーダー会議。午後は個人分の年賀状制作。ここ2、3年は自社の絵柄から選んでいたのだが、今年は特別な年。オリジナルのものを作りたくなった。といっても凝ったものではなく、写真1点と短い文面。それにQRコードをつけてみた。夕方、メールでデータを送る。他に、写真セレクト作業と調べもの。

リーダーの役割

いつも思うことですが、新しいことをやろうとするとき、「できそう」「おもしろそう」「やってみたい」と考える人がいる一方、「難しい」「失敗したらどうしよう」「できれば避けたい」と考える人がいます。
 たいていの場合、その人に能力があるかどうかではないんですね。いや、やはり能力の一種なのかな? 「可能思考能力」という言葉がありますから。
 僕の見るところ、だいたい8割くらいの人は物事を難しく考える傾向があるようです。そして、「失敗したらどうしよう」と考える。そうすると、「やったことのある仕事しかできない」という人物になってしまう危険性があります。このあたり、企業によって対処の仕方に違いがあるのではないかと思います。我が社ではあまり使わない方法ですが、指示命令するのが一番簡単でよいのかもしれません。
 ある本の中に、このようなタイプの企業・個人は「行動を起こす前に確信を得たいと思っている」とありました。そんなバカな……ですよね。うまくいくとわかりきっていることであれば、他社も他人もみんなやっているに違いありません。確信とか確実といえるようなものはチャレンジとは言えない。できるかどうかわからないけれども、やる価値がある、乗り越えなければならない、という思いがあるから人は新しいことにチャレンジするわけです。
 いったんはそのように考えましたが、ここで気づきました。重要なのは「確信を得たい」というところではないのか? 「確実なことをやりたい」のではない。8割の人も、もしかしたら新しいことにチャレンジしたいのではないか? やってみたい。けれども、失敗したらどうしよう……。そんなモヤモヤした気持ちの中で、どちらかというと消極的選択をしてしまうことが多いのではないか? 
 それだけに、新しいプロジェクトを進める際には、リーダーの言動や行動が重要となりますね。8割の人たちに確信を与えるのがリーダーの役割ということになります。リーダー自身も別に確信があってやろうとしているわけではありません。やり続けるうちに確信するようになる。そういうプロセスを過去に体験してきたからこそ、新しいことにチャレンジする勇気を持つことができる。
 長い人生の中で、おそらく8割の人たちも「やり続ける」→「確信につながる」という経験を何度かしてきているはずです。ただ、そのことを忘れてしまうんですね。「勉強し続ける」→「合格を確信する」→「実際に合格する」といった経験。大学受験には限りませんが、成功体験は誰でもひとつやふたつは持っている。小さな成功体験まで含めれば、「確信」に至る無数の経験をしてきているはず。その事実をどのように思い出させるのか? リーダーの腕の見せどころでしょう。
 そうして、消極的選択をする人が8割から6割くらいになると、物事は大きく動き出すことになります。我が社の中でも、過去に大きく動き出した場面を何度か見てきました。そうなると、消極的選択をする人は少数派となります。確信するかどうかはどうでもよくなる。チャレンジするのが当たり前という雰囲気となる。
 8割の人は、物事がうまくっているときには自信を持ち、うまくいかなくなると自信が持てなくなります。うまくいってもいかなくても、「やるべきことを着実にやる」とか「最終的にはうまくいく」といった考えを持った人をいかに増やしていくか。大事なのは確信することよりも、使命感があるかどうかなのだと思います。

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