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学習記録36 「働く環境づくりの手引き」学習会

学習記録36 「働く環境づくりの手引き」学習会

おはようございます。
 朝は料理撮影と写真セレクト作業。10時半、歯医者さんへ。12時半、帯広ロータリークラブ例会。年内はこれが最後。ZOOMを通じて、新会員卓話が行われた。1時半からは原稿作成に着手。ずっと書きたかった原稿。イメージはとめどなく湧いてくるが、適切な言葉になっていないような気がする。後で書き直すことになるかもしれない。そう思いながら、1200字くらい書き進めてみる。他に、いくつか用事を済ませる。早めの夕食。7時、中小企業家同友会とかち支部経営指針委員会の「働く環境づくりの手引き」学習会。参加者6名が発表。そして質問・アドバイス。たっぷり3時間かかった。年末だというのに、みんなずいぶん熱心だ。しかも、僕以外の発表者はリアル参加だった。

働く環境の10年ビジョンと未来年表

同友会の経営指針づくりでは「経営指針成文化と実践の手引き」がメインのテキストとなっています。「働く環境づくりの手引き」は副読本のような位置づけ。2冊のテキストとワークシートをすべて使って経営指針成文化を試みようとすると、相当なエネルギーを費やすことになるでしょう。
 もちろん、それだけの労力をかけて成文化させるだけの価値は十分にある。ですが、最初からすべて活用するのはハードルが高い。いったん経営指針を形にして、2年目以降、「働く環境づくりの手引き」に着手するのがよいのではないか、と思っています。昨日の勉強会はすでに経営指針を成文化させて何年もたつ委員ばかり。働く環境づくりについて問題意識の高い人たちの集まりといえそうです。
 そんな中、僕も課題シートを改めて読み返して、あれこれ考えるところがありました。ひとつには、「僕が望んでいる働く環境は、我が社のみんなも同じように望んでいるのだろうか」ということ。おそらく、そこにはさまざまな考え方や望んでいることがあるに違いありません。単身者と家族持ちによっても違うでしょうし、安定を望んでいる人か独立志向の強い人かによっても違ってくる。全員にとって働きやすい環境を整備するのは不可能かもしれませんが、多様性を受け入れながら環境を整えていく必要があるでしょう。ここは年末年始に僕が考えるべきテーマのひとつといえます。
 「働く環境づくりの手引き」に取り組んでおもしろいと思うところは、何といっても「未来年表」の作成でしょう。しかし、おもしろいと思う人は少数派なのかもしれません。年表に空白が目立つ人もいました。
 未来年表を作成するには、働く環境の10年ビジョンが描けていなければなりません。僕の作り方はいたって簡単。10年後、10歳年をとった自分、そして周囲の人たちを思い浮かべます。さらに、10年分老朽化が進んだ社屋や機械設備について考える。今ある機械の多くは10年後には入れ替わっていることでしょう。また、社屋も新しくなっている可能性がある。
 何より重要なのは、そこで働く自分たちということになります。果たして、10年前と大して変わり映えのしない働く環境の中で、楽しくことができるだろうか? しかも、10歳年をとっていて、仕事人生の残り時間が確実に短くなっているのです。僕の場合、10年後というと会社の一線から退いていてもおかしくはない年齢。
 そのように考えていくと、「働く環境の10年ビジョン」づくりには熱が入ります。さらに、それを実現させるには未来年表も具体的に書き込んでいく必要があるわけです。僕は我が社の61期が始まる直前、9月までにいったん完成させましたが、まだまだ書き込みが十分ではないと感じています。
 どこが不十分なのか? それは僕以外の人の視点が十分に盛り込まれていないというところ。ただ、最大公約数的にみんなの考えを取り込んでしまうと、特徴のない会社になってしまいそうです。役員、さらには次世代経営会議のメンバーらと話し合いながら、将来の自社の進むべき道を考えていく。2021年にはそうした時間を持つ必要がありそうです。

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