おはようございます。
午前から昼過ぎにかけて台所の掃除。僕の担当はおもに高いところ。午後はある端末の設定作業。年末年始の勉強に活用する予定。続いて、名刺管理アプリに次々と名刺画像を登録していく作業。夕方、釧路へ取材に行っていたT氏から海産物を預かる。取材先からもらったとのこと。無事、我が家の冷蔵庫に収まった。月曜日、会社に持って行く予定。
6時40分、ZOOMを接続。帯広柏葉高校30期3年F組の第2回オンラインクラス会。開始時刻の7時には賑やかな感じになった。遅れて参加した人を含め、12、3人だったと思う。特に乾杯の発声などはなく、雑談に終始した。コロナの収束具合にもよるが、リアルクラス会の計画も話題となった。9時半頃、終了。
還暦と仕事
考えてみると、高校時代の僕はクラスの輪の中心に位置することはなく、太陽系にたとえれば冥王星あたりのポジションだったと思います。帯広にUターンすることがなければ、同窓会の中でハレー彗星ような存在になっていたことでしょう。それが別なクラスのH君に誘われたり、列車内でばったりA君と遭遇するなどして、何となく同窓会に関わるようになった。また、当時の職場内には同窓会の重鎮のひとりだったNさんが在籍しており、会報部に所属することとなった。場違いだな……と思いながらも、クラスの中で誰よりも同窓会活動に関わる立場になっていました。
そんな20年間を過ごすうちに、気づくと来年は還暦。全員ではないが大多数のクラスメートが同時還暦。同級生だから当たり前なのですが、驚きの事実といえます。
そもそも、小学生の頃には21世紀がやってくるのは遠い将来のことだと思っていました。高校生になっても「自分が社会人になっている」というイメージが湧かなかった。写真家になっている自分を思い描くことはできても、働いて生活している自分がイメージできなかった。大学生になると、「働く自分」がさらに考えられなくなり、卒業年の年明けまで就活を一切しない人間になっていた。この「仕事観の欠如」が、今の自分にも少なからぬ影響を及ぼしているような気がします。
それがなんと還暦。リタイア後の暮らしについて語っている人がいました。65歳での定年が多いと思いますが、60歳でリタイアする人も少なくないようです。その一方で、企業経営者の高齢化が進んでいます。仕事人生は本当に人それぞれ。どこで区切りをつけるのか? それは本人次第ではあるのですが、自分の都合だけではやめられない。僕の場合、次の代にバトンタッチしたとしても、何らかの形で仕事を続けることになるでしょう。まだ自分の仕事がまとめ切れていないという気持ちが強い。
今年はコロナ禍で不安と恐怖の一年でした。いろいろなものが変化した。変わるのはよいことだと思いながらも、変化のスピードに戸惑いと驚きと感動があった。全体としては困った出来事が多かったわけですが、よかったことも同じくらいある。2021年は、「よかった」ことがもたらしてくれる成果を実感できる年にしなければなりません。
コロナ禍により、医師になった同級生は過酷な環境の中で仕事をしているようでした。当然、クラス会には参加できず、届いたメッセージが読み上げられていました。
高校卒業から40年経って、みんなその人らしい人生を送っているように思えます。40年前、企業経営者になるとはまったく考えていなかった僕も、ある意味自分らしい人生といえるのでしょうか? 僕の「20年周期説」でいうと、あと1サイクルか2サイクル、実働期間が残っています。来年からの20年でまとめにかからねばならない。「還暦」という言葉を聞いた瞬間、次の20年が非常に重要な意味を持っていることに気づかされました。みんなは還暦をどのように捉えているのか、ちょっと気になりますね。