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学習記録41 中同協経営労働委員会1日目

学習記録41 中同協経営労働委員会1日目

おはようございます。
 午前9時、同友会とかち支部事務局次長のK氏とともに忠類へ。会員企業訪問。じっくり話を伺うと、異業種のビジネスの仕組みも少しずつわかってくる。帯広に戻ったのは12時半。数分遅れて、帯広ロータリークラブ例会にZOOMで参加。1時20分終了。1時半からは中同協経営労働委員会。前半のメインは駒澤大学名誉教授、吉田敬一氏(中同協環境研究センター顧問)の講演、テーマは「コロナ時代に求められる中小企業経営の視点 ~本業にとらわれず、しかし本業を離れず~」。60分の講演、グループ討議。委員会後半は、報告、協議、審議事項。5時、1日目終了。5時半夕食。少しくつろぐ。7時、帯広ロータリークラブ第5回クラブ協議会。8時半終了。ZOOM会議が3本あると、さすがに目がクラクラする。

固有技術の先鋭化に基づく業態転換

グループ討議にはブレイクアウトセッションが使われます。賛否両論あって、討議しにくいという人もいるようです。僕は逆にリアルなグループ討議よりよいのではないかと思っています。他のグループの声が耳に入らないからという理由。そして、時間が来たら強制的に討議が終了するというのもいいですね。
 それはともかく、吉田氏の講演の核となるところは「固有技術の先鋭化に基づく業態転換」でした。
 その前段として、高度成長期の発想から脱却する必要があります。それは何かというと、QCDの高度化。Qはクオリティ、Cはコスト、Dはデリバリー(納期)。市場が拡大している時代はこれでよかったのですが、今は通用しにくい。同質化競争では中小企業は生き残れない。そこで、QCD+α戦略ということになり、規模よりも高利益率を目指すことことが求められる。ナンバーワンからオンリーワンということですね。
 「トレンドをつかむ」から「トレンドをつくる」ことが重要、という話でした。そのためにはリーダーとしての資質が重要であり、同友会で多様な人と接することで磨かれていくという話もありました。確かに、同友会に身を置くことで他の経営者から何かしらの影響を受ける。たまに、さも自分が思いついたことのように話してしまうこともありますね(気づいたときには出処を明らかにします)。
 業態転換は容易なことではない。失敗がつきものだという話。このあたりは「転換の程度」によるのではないかと思って聴いていました。業態変革と業態転換では意味合いが違ってくるような気がします。
 吉田氏の講演では「拡本業」「市場・用途転換」「市場転換」「脱本業」といった転換方法が事例とともに語られていました。そもそも僕らにとっては、「本業とは何か」について大いに考えるべきでしょうね。社内でディスカッションしたら、さまざまな意見が出てくるに違いありません。我が社の場合、本業が100%変わることはありませんが、30%くらい変わっていくものではないかと思っています。したがって、「本業にとらわれず」というところは非常に重要な指摘といえるでしょう。中小企業の場合は本業から離れてしまうのはリスクが高すぎる。まずは「拡本業」から入るべきなのだと思います。
 話の終盤に「ベクトル合わせとレベル合わせ」という話がありました。ベクトル合わせについては、多くの企業が経営指針成文化によって行おうとしています。案外手薄になってしまうのはレベル合わせのほうなのかもしれません。講演では「優秀な経営者も80%、優秀な社員も80%。80%×80%=64%しか伝わらないもの。だから、繰り返し伝える必要がある」とのことでした。
 どちらか、あるいは両方とも優秀ではない場合は、もっと繰り返し伝える必要があるわけです。努力家の経営者は、同じ意味のことを手を変え品を変え、さまざまな伝え方を駆使してレベル合わせを行っています。この手法を学ぶだけでも、同友会は入会する価値がありますね。
 業態転換の前には意識転換が必要ですから、業態変革または転換を急ピッチに進めながらも、伝える努力を継続的に行っていかねばなりません。

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