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学習記録43 自費出版アドバイザー養成講座

学習記録43 自費出版アドバイザー養成講座

おはようございます。
 午前9時、スロウ通販のミーティング。9時45分、中座してF社へ。11時半帰宅。午後は事務的作業。驚くほどPDFの書類がたまっていた。以前なら机の上に積み重ねられていたもの。20センチ以上だと目立つが、今はドロップボックスのフォルダに収納されているだけ。開かない限り、目立つことはない。定期的に開く習慣を身につけねばと思った。
 3時半、リアルタイムでは参加できなかった「第34回自費出版アドバイザー養成講座」をYouTubeで受講する。「初心者からベテランまで トラブル事例で学ぶ編集術 ~危機に巻き込まれないためのノウハウ集~」というテーマ。講師は出版メディアパル編集長の下村昭夫氏。わざわざ東京へ行かなくてもこのような講座を受講できるようになった。しかも、自分の都合のよい時間帯に視聴することができる。ありがたい。我が社からは4名参加。みんなはすでに視聴済みに違いない。

豊富な経験があるかどうか

下村氏の編集歴は59年。なんと、僕の生まれた年から編集の仕事をしているということになります。豊富なトラブル事例を持っているに違いありません。そんな期待(?)をしながら見ていくと、確かに多彩なトラブルや盲点と思える失敗の事例が出てきました。ご自身のトラブルだけではなく、有名な事例も紹介されていました。僕が知っているものもいくつかあります。なるほど、そういう背景があったのか、と思うものもありました。
 印刷も出版もミスやトラブルの多い業界ではないかと思います。完全にゼロにするのはかなり困難。雑誌一冊の中には必ずといってよいほど何かしらの間違いがあるものです。
 完璧を目指すのが理想ではありますが、完璧というものはあり得ない。したがって、「決定的なミスをしない」というところに多くの労力を費やすべきでしょう。まずは、電話番号、固有名詞、商品価格、基本データといったところ。
 講義の中ではおもしろい経験、トラブル対処法が披露されていました。これは駆け出しの編集者では対処できないものでしょう。下村氏は「発見した時点で即座に対処する」と述べていました。工程が進めば進むほど、損害額が大きくなる。そして、納品または出版されてしまえば、金額には換算できないダメージを受けることもある。即対応。これが鉄則ですね。
 その一方、現場の担当者は「ミスやトラブルを隠しておきたい」という気持ちを持ってしまうものです。できれば、内々に処理したい。その気持ちは理解できても、そのようにして傷口を広げた事例は、我が社にも山ほどある。対処法が未熟だと、小さな傷で済んだものが、大怪我となる。「自分で何とかしよう」というのはやめるべきですね。すぐに相談することです。
 下村氏の話にも出てきましたが、経験豊富な上司にはさまざまなトラブル対処ノウハウがあるものです。我が社の場合はどうなのだろう? 少なくとも、経験数年レベルの編集者、営業パーソンと経験20年以上の人とを比べれば、ノウハウの差は歴然としていますね。日常業務をこなす中ではさほど差がないように思えても、非常時や重要な局面においては豊富な経験がものを言う。しかし、経験の浅い人は長期的、大局的に物事を見ることを苦手としていますから、歴然とした差があることに気づかないことが多い。ベテラン、上司、経営者はこの違いを言葉で説明しようとします。だが、なかなかわかってもらえない。自分で失敗を重ねるしかないのかもしれません。
 思い起こしてみると、僕も数々の失敗をしてきました。しかし、あまりに失敗の数が多すぎるためか、下村氏の講義に出てきたような重大なトラブルはなかったような気がします。
 一番記憶に残っているのは、30年近く前に発生した「事件」。撮影者に無断でトリミングするのは著作権上問題ですが、そのときは「トリミングしなかった」ことによって問題となりました。別な会社と契約している選手が写真の隅に小さく写り込んでいた。編集という仕事はまったく気が抜けませんね。

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