
おはようございます。
昨日はやけにあわただしい一日だった。朝は校正の戻し。作業中に「表紙候補写真がほしい」という話になり、データを送る。その数分後に、ZOOMでスロウ編集会議。続いて、出版広告部リーダー会議。僕は不参加。表紙の言葉と裏話の短い原稿を書いて送る。昼は帯広ロータリークラブ例会。帰りに散髪。個人的な用事をいくつか済ますと4時になっていた。もうひと仕事と思っていたら、電話がかかり急遽ミーティング。これもコロナ禍がもたらした現象のひとつかもしれないと思った。夕方、なぜかウオーキング。このため、ふだんより遅めの夕食となった。
相違点に成長の可能性を見る
僕が生誕したのは1961年。20年後の1981年、40年後の2001年には、自分でもビックリするほど大変なことが起こりました。したがって、2021年にも同じくらいインパクトのある出来事が起こるに違いない。そのことは3年くらい前から意識していて、自分としてはできる限り備えてきました。
20年前、40年前を振り返ると、その年は大変な思いをすることになるのですが、翌年、1982年、2002年からはよい方向へ大きく動き出す。数ヵ月の誤差はあるものの、20年周期の過去2回はそんなパターンでした。前回の場合、1995年ころから異変があり、2000年でピークに達し、2001年から自己変革、自社変革へと向かっていきました。
今回も似たようなところがあります。ちょっとしたズレが5、6年前から起こっていました。このズレは避けがたく、新たな自己変革、自社変革が必要となるのは目に見えていました。一昨日、O氏と2022年度について会話しましたが、たぶんその通りになるでしょう。コロナとは関係なく、2022年10月が大きな転換点となる。これまでのところ、20年前とほとんど同じ現象が起こり続けている。驚くほど似ています。
もっとも、似てはいてもまったく同じというわけではありません。ちょっとずつ違いがある。その違いが意味するところは、「わずかではあっても我が社は力をつけている」ということでしょう。したがって、前回とは異なる乗り越え方が求められますし、前回とは異なるスキームで臨む必要があるわけです。
前回と同じ現象に見えるところは、「20年前に解決できなかった問題」。これが再びやってきたと考えるべきでしょう。もう一度チャンスが与えられた。一方、前回と異なるところは「20年前にクリアした問題をレベルアップさせたもの」といえそうです。前者は我が社の弱点といえる部分。後者は苦手を克服したが、もっと成長させるべき部分。ここを乗り越えれば、10年間くらい、いい時代がやってくるはず(本当かな?)。
一番重要なのは、せっかくチャンスが与えられたのですから、同じ失敗を繰り返してはいけないということです。そう考えると、20年前にどんな失敗をしたのか、改めて検証する必要がありますね。2001年当時の失敗を思い出してみると、シリアスなものと笑えるものと両方あります。当時はシリアス系だったけれども、今考えると笑えるというものもある。
去年から続くコロナ禍によって、人によっては沈んだ気持ちになっているかもしれません。逆に世の中が急変している今がチャンス、と捉えて活発に動いている人もいるでしょう。チャンスと落とし穴が両方ある。たまたまコロナ禍が僕の20年周期と重なってしまいましたが、僕としてはコロナ禍とは切り離して冷静に分析してみようと思っています。コロナ禍がなかったとしても、たぶん2021~22年は経営環境の激変と自社変革の年となっていたに違いありません。
本来どうあるべきなのか。ここを掘り下げていかねばなりません。
社外の人にとっては、あまり意味を持たない話になってしまいました。しかし、誰にも「周期的に起こる現象」があり、そこには「自分に与えられた課題」が存在するものです。課題は平時でも非常時でも目の前にある。ただ、非常時のほうがハッキリ目に見える。ですから、よく言われるように「ピンチはチャンス」なのだと思います。この機を逃さないこと。これは経営者にも新入社員にも当てはまることでしょう。