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リフレーミング83 マスターマインドグループ

リフレーミング83 マスターマインドグループ

おはようございます。
 朝、2時間半くらいミーティング。ミーティングというつもりではなかったが、M氏の術にはまった。マーケティングとマネジメントの話になる。頭を使いすぎたためか、空腹感を覚え、早めの昼食となった。昼は買い物。午後、パソコンに向かったものの、技術的課題をクリアできない。じっと画面を見ているうちに、急速に眼精疲労の症状が現れた。4時半、仕事を打ち切ることにした。達成感の感じられない日だった。しかし、そういう日こそ、僕の脳内では何かが動き出している。数日後には明らかになるはずだ。

ツブ貝の要領で

僕はひとりでじっと考えるのが好きなタイプで、会話をしながらアイデアが浮かぶことは少ない……。そう思ってきたのですが、そればかりではないようです。会話をしながら引き出されてくるアイデアも確かにありますね。昨日はそんな朝だったような気がします。
 そのときのイメージは、適切な例えとは言えませんが、ツブ貝を食べるときに近い。爪楊枝か竹串を使って身を引き出す。そのとき、ちょっとひねりを加え、くるくる回すようにすると、最後まできれいに取り出すことができる。会話をしながらアイデアが引き出されてくるときは、ツブ貝の要領が重要です。料理サイトを見ると、「貝を割る」などと書いてあったりしますが、とんでもない。あんな美しい貝を割るなんて、と思ってしまいます。
 ツブの話ではありませんでした。会話や会議の中から良質なアイデアを引き出すには、ひねりを加えた問いが欠かせない。そして、それ以前に竹串を刺す角度も重要でしょう。刺し方とひねり方と引き出すときの力の入れ方。それらが適切であれば、途中で切れることなく、最後までアイデアを取り出すことができる。
 もう10年以上前、たぶん2009年か10年のことだったと思いますが、僕は社内にマスターマインドグループが必要だと考えていました。次世代幹部養成塾がそのような場になるのではないか? 当時はそう考え、みんなにもそう伝えていたことを思い出します。もしかすると、その中から少人数のマスターマインドグループが誕生したのかもしれません。ただ、次世代幹部養成塾そのものはそうはなりませんでした。やはり、数名がよいのでしょう。
 マスターマインドグループとは、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」の中に出てくる言葉。共通の目的のために2人以上の人が集まり、ともに目標達成を目指すグループ。共通の価値観、目標、関心を持っていること。さらに強い自己実現欲求を持っていることが重要。ですから、社内の場合はごく限られた少数の人が対象となる。できれば、社内と社外それぞれにマスターマインドグループがあることが望ましい。
 共通の価値観、目標、関心という点では、社内でのグループは形成しやすいに違いありません。ネックとなるのは、「強い自己実現欲求」でしょうね。欲求の強さは個人差があります。また、強くなったり弱くなったりするものです。数年前に強烈な欲求を語っていた人が、急速に熱量が下がっていた……ということも起こります。常に強い欲求を持ち続けている人というのは案外少ない。
 しかし、そう考えるのは早計なのかもしれません。アイデアだけではなく、その人の欲求を引き出すことも重要ではないかと考えるようになりました。考えてみると、僕自身高熱を発するタイプの人間ではなく、誰かから竹串で引き出されているような感覚を覚えることがあります。マスターマインドグループは、「ツブ貝」と「ツブ貝を食べる人」とで成り立っている。自分がツブ貝になることもあれば、ツブを食べる人になることもある。
 我が社には新たなマスターマインドグループが必要だと思っています。料理サイトを見ると、「熱湯から茹でると貝の身は奥に引っ込んでしまう」と書かれていました。なるほど。水の状態から加熱していくことが重要なのか。何となくツブ貝と人間との間に、共通点がありそうな気がします。

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