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写真家的業務改善行動66 専任と兼任

写真家的業務改善行動66 専任と兼任

おはようございます。
 午前中はノートパソコンのセットアップ作業。自宅のZOOM会議用のパソコンはかなり古いもの。限界を感じていたのだった。昔に比べるとセットアップはずいぶん容易になったものだ。10年前だったら、今の3倍くらい時間がかかったに違いない。11時頃買い物へ。午後は部屋の模様替えをすることとなった。かなり大がかりなもの。筋肉痛になる予感がし、実際その通りになった。パソコンに向かったのは1時間くらい。体も頭も使い物にならなくなっていた。だが、模様替え後の自宅は、より機能的になった。リアル会議参加可能人数も増えた。コロナ終息後は宴会場として活用されるに違いない。

地球ゴマタイプが理想

パソコンの寿命が短くなっているような気がします。実際、3年くらいしか持たなくなっている、と話す人もいます。2年で動作が重くなったという話もどこかで聞きました。
 パーツの品質に問題がある。あるいはフリーソフトを入れすぎると重くなるのでしょうか。僕もフリーソフトには用心するようになりました(会社用PCでは厳格な制限があります)。
 ひとつのパソコンで何でもかんでもこなそうとするところに、無理があると考えるべきなのでしょう。3年前に買ったノートパソコンは高性能なものだったため、あらゆるものを詰め込んでしまいました。1年くらいで重くなっていることに気づきました。不要なものはアンインストールしましたが、買った当時の軽快な動作には戻っていません。時間ができたときに、クリーンインストールしようと思います。
 超ハイスペックなパソコンは別として、ある程度使用範囲を限定するのがよさそうです。文章作成限定であれば、さほどスペックは関係なく、使い続けても重くなることはないに違いありません。ZOOM会議用に使ってきた古いパソコンをどうしよう? そういえば……と思って、調べてみたらありました。「古いPCをChromebook化」という記事。これも、時間ができたときにやってみます。結局のところ、Windowsは重くなるようにできているのでしょうか?
 多機能を求めると重くなる。それはパソコンばかりでなく、人間にも、組織にも当てはまりそうですね。
 思い当たることがあります。仕事のできる人に、あれもこれも依頼してしまうことがあります。できそうもない人に頼むより、できそうな人に頼むのは当然のこと。ですが、できる人はいろいろなことができ、できそうもない人には頼めることが非常に限られる。新たなプロジェクトが複数立ち上がっているときには、できる人が掛け持ちすることとなる。その結果、重くなる。多くの企業が同じような悩みを持っているに違いありません。
 だから、兼任ではなく、専任にすべきだ……といった話が持ち上がってきます。しかし、これはやや規模の大きな会社の話だと思うんですね。中小企業の場合はひとり何役もこなさなければ回っていきません。目が回りそうになりながら、チームを回し、業務を回していく。これは仕事ができる人の宿命とも言えることなのです。
 高速回転することで軸の姿勢が安定する。いわば「地球ゴマ」のような役割を求められている人が社内には何人かいます。地球ゴマ……昭和世代の人にしか伝わらない言葉ですね。
 スペシャリストとして、ひとつの道を究めようとする人もいれば、ゼネラリストへの道を歩んでいく人もいます。どちらの道も究めることができれば素晴らしい仕事人生となる。僕が最近思うのは、スペシャリストでありながら、ひとつではなく複数究めようと努力する人。こうしたタイプの人がこれからの中小企業、地域企業には求められるのではないか? それを求めるのは酷だと思うかもしれませんが、そのくらい変化にスピード対応できる能力が今は必要。
 人間の場合、パソコンのようにスペックで能力が決まるわけではありません。能力と熱意で決まってくる。超高速で回っても安定している人には頼もしさを感じますね。

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