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学習記録48 経営指針実践セミナー

学習記録48 経営指針実践セミナー

おはようございます。
 午前8時半朝礼。8時50分出社。9時10分、同友会とかち支部I事務局長とともに会員企業訪問。M社とS社。午後2時、企業変革支援プログラム改訂プロジェクトチームリーダー会議。5時、中小企業家同友会とかち支部組織企画委員会。6時27分中座。6時半、同友会札幌支部主催「経営指針実践セミナー」に参加。講師は(株)EVENTOS(イベントス)代表取締役、川中英章氏(広島同友会)。「激動の中 進化し続けるEVENTOSの挑戦」というテーマ。講演は広島からオンラインで行われた。オンラインでの講演は通信環境、マイクの性能等によって左右されるが、昨日の講演はほぼベストな状態だった。このため、講師が自分ひとりに向かって語りかけているにも感じられた。8時5分からグループ討議。グループメンバーは僕以外、札幌支部の会員だった。9時終了。遅めの夕食となった。

利益は理念費

というわけで、昨日は同友会デーとなりました。午後はZOOMを使っての会議が2本とセミナー1本。トータル5時間半。眼精疲労はいつものこと。しかし、経営指針実践セミナーでは、それ以上に価値ある講演を聴くことができました。僕はいつも以上に精力的にメモをとることとなりました。往年のタイピング速度に迫る指の動きでした。
 創業期の話だけでも十分聴き応えがありました。しかし、驚いたのはコロナでの挑戦。各種ケータリングサービスを主力事業としている会社。当然、コロナの影響を大きく受けることとなる。
 印象に残ったのは「社員はひとり3役、パートはひとり2役」という言葉。コロナで調理の仕事がなくなったため、調理だけという人には仕事がない。別な何かを行う、または能力を身につける必要がある。これは我が社にも当てはまること。経営環境が変わると、これまでの能力が通用しない。「ひとつの能力にしがみつくリスク」について、一人ひとり自覚する必要があるでしょう。一生通用する専門スキルというものはないと考えたほうがよい。自分の持つコア・バリューで一生安泰というわけにはいかず、周辺バリューを磨いておく必要があるのです。
 「業界の非常識を実現させなければならない」という話も、まったく同感するところ。業界の常識は同業他社の常識ということになります。同じ考えで同じことをやっていたら、当然他社と同質化してしまいます。それでも、飲食業の場合は「おいしいかどうか」という差別化が可能でしょう。一方、印刷業の場合は「味」の違いほど、決定的な差異はない。似たような印刷品質なら、価格競争に陥りやすい。だから、社内では「常識を壊すこと」に熱心に取り組む必要があります。
 当然、ただ壊すだけでは危なっかしい。川中氏の講演を通じて、この日、もっとも学んだ点は「理念」でした。経営指針実践セミナーに参加した人は、ほぼ例外なく「理念」を大切にしていることでしょう。しかし、川中氏ほど理念を経営に落とし込んでいる人は滅多にいないのではないか? そう考えさせられました。
 会社が存続する限り不変な理念として「企業理念」を掲げ、「個人理念」「経営理念」「経営ビジョン」「使命」「哲学」「人事理念」「営業理念」「10年ビジョン」を明文化しています。なるほど、と思ったのは企業理念と経営理念の違い。経営理念は時代によって変わることがあるが、企業理念は不変。このように確固たるものを掲げる必要があるのではないか。我が社では「経営目的」に相当するところといえます。
 頭ではわかっていても、わかりやすく伝えるのに苦労することがあるものです。たとえば、経常利益とは何なのか? 「経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用」と言われても、「仕事がんばろう」という気持ちにはなりにくい。川中氏は利益は理念費に充てられる、と語っていました。「経営理念費+個人理念支援費」。それを実現させるには高い経常利益率が求められる。逆風とか、レガシー産業とか、経営環境の変化などとは言っておられません。次の10年を生き抜くビジネスモデルを創らねば。そう強く感じたセミナーでした。

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