
おはようございます。
午前8時半、朝礼。僕は毎週3分程度の話をしているが、昨日は僕の話に続いて、T氏があるプロジェクトについて発表した。話はストーリー化されていて理解しやすいものだった。9時15分、別なT氏と自宅でミーティング。10時からは8人でのミーティングとなる。午後は企業変革支援プログラム改訂プロジェクトの担当カテゴリーについて再考する。4時、カテゴリーⅡのチーム会議。といっても、チームは2人だけなので、会議はあっさり終了した。夕方、買い物へ。
つながりとストーリー
常日頃感じていることですが、いかなる場面においてもストーリー化を試みることが大事ですね。僕の朝礼の話は、文字数にすると1000字程度。とても短い。それでも毎回簡単なストーリーを組み立てようと工夫しています。昨日のT氏の話はもっとまとまった内容のものでした。それだけに話の組み立てを考えておかないと、伝わりにくいものとなってしまいます。よく練られていて、ストーリーを感じる話でした。
企業経営者には限りませんが、部下を持つような存在になると、「いきなり話を求められる」場面があるものです。不意に、複雑なテーマについて回答を求められる。もちろん、日常業務の場面では即物的な回答でも構わないわけですが、相手が哲学的、思想的な返答を求めているようなときには、ストーリー化して考えを伝える必要が出てくるでしょう。とっさに返すことができないときには、禅問答もどきのような返答となる。それが効果的な場合もたまにありますが、やはり相手を納得させる答を常に用意しておかねばなりません。
突然スピーチやコメントを求められても困らない自分。自分の考えをしっかり持っている人であれば、あとは技術的、能力的な問題ということになります。昨日思ったのは、我が社のいくつかの仕事と共通しているのではないかということ。たとえば、動画編集、原稿作成、セミナー、ツアー造成、講演……といったような仕事。そこにはストーリー化する技術が不可欠といえます。
たぶん、他のあらゆる仕事の中にもストーリー化する能力が求められるでしょうね。営業職の人は毎日のようにお客様に何かしらの提案を行っていると思います。セールストークの中にストーリーがあるかどうか。ここは重要なポイントでしょう。相手と会話をしながら、自分が頭の中で描いているストーリーへと導いていく。営業スキルの高い人は、こうしたコミュニケーションを日々行っているのでしょう。僕には真似できない芸当です。
我が社の持つ最大の強みと言えるものは、「コンテンツを生み出す能力」だと僕は考えています。
そこで思ったのは、「あらゆるストーリーは二度つくられる」というもの。原稿を作成する前には、たいていの場合、取材活動を行います。取材前、編集者(またはライター)はストーリーを描きながら取材しているはず。事前に描いていたストーリーと現実の取材対象との間には当然ギャップがありますから、取材しながらストーリーの書き換え作業を頭の中で行っているでしょう。これが第一のストーリーづくり。
第二は原稿執筆の段階ということになります。取材時のストーリーをそのまま文章化することもるでしょう。しかし、時間が経つにつれ、別な考え、別なストーリーが頭の中に浮かんでくる。ぶどうジュースがワインのように変わっていく(本当かな?)。原稿を書いているうちに、思いがけない展開になっていくこともあります。
断片的な情報が有機的につながったり、化学変化のようなことが起こって文章ができあがる。つながるからストーリーになるのか、ストーリーを描いているからつながるのか。実際のところはわかりません。我が社の何人かの人は、意識的か無意識的かは別として、日常的にごく自然に業務活動の中でストーリー化を行っています。これは誰もが習得可能な能力なのかどうか? 非常に気になるところです。
