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一から始める自費出版04 カジュアルな自費出版

一から始める自費出版04 カジュアルな自費出版

おはようございます。
 朝5時過ぎ出発。芽室で風景撮影。8時頃帰宅。朝食後、少しくつろぐ。11時から社内報の原稿を書き始める。朝食の時間が遅かったため、昼食抜きで進めることにした。原稿の中身と関係のある作業を間にはさむ。これにより、執筆スピードは目立って落ちた。原稿を書いている間は原稿だけに集中するほうがよい。午後4時頃、5000字の原稿を書き上げた。

カジュアルな自費出版

ライト出版もよいのですが、僕がおすすめしたいのは、カジュアルな自費出版。ライト出版市場が今後どのように変わっていくのかわかりません。ただ、ライト出版と呼ばれる冊子類は、読み終わったら捨てられる運命にあるのではないかと思います。僕としては、すぐに捨てられる出版物ではちょっと寂しい気持ちになる。商業出版であれ、自費出版であれ、目指すところは同じであると僕は考えています。できれば、書棚に長く置いてもらえるような本をつくりたいものです。
 そのために立派な本をつくろうと考える必要はありません。一生に一度限りの自費出版であれば、豪華本をつくってもよいのかもしれません。しかし、一冊のために全エネルギー、全資金を投入するよりも、一冊出版した後にもお楽しみを残しておくほうが、充実した人生になるのではないかと思います。
 ライト出版は極端な例ですが、今の時代、比較的気楽に自費出版ができるようになってきています。実際、自費出版物として、何冊も自著を本にしている人がいます。こうした人たちの本を見ると、カジュアルという言葉が頭に浮かびます。本を著すのですから、それなりに気合いが入っているとは思うのですが、肩肘を張っているようには感じられない。書きためたものがまとまったから一冊の本にしてみた……といった感覚。この姿勢を見習うべきかもしれません。
 自費出版に興味、関心のある人は、ほぼ例外なく「何か書き表したいテーマを持っている」という人でしょう。テーマはさまざま。自分史、エッセイ、小説、ビジネス書、実用書、作品集、社史、論文……。ライフワークを持っている人もいれば、書きたいテーマがいくつもあるという人もいるに違いありません。
 僕がおすすめしたいのは、一冊ですべてを書き切らないということです。一冊で完結しようとすると、その一冊にすべてを盛り込もうという本の書き方になるんですね。本人としては、それで満足できるのかもしれませんが、読者の立場になると、どのように感じるでしょうか? 著者のすべてが盛り込まれている本。ちょっと重いなぁ。僕なら、そんな感想を抱いてしまいます。
 一冊の本に著すべきメッセージはひとつかふたつあれば十分ではないでしょうか。実際に本の執筆を始めると、あれもこれも、ということになりやすい。すべて書きたいという気持ちを抑えて、できるだけテーマに沿って書き進めていく。そのほうが読者に対して伝わりやすい本になる。力を入れて書くのはよいのですが、肩に力が入りすぎると、読者は読んでいて次第に疲れてきたり、興味が薄らいでしまうことになるのです。
 カジュアル出版という言葉はたぶんないと思います。ただ、ライト出版に劣らず、こうした出版物の裾野も広がりつつあると僕は認識しています。ちゃんとした本として自分の考え、歴史、作品、研究成果をまとめたい。インターネットという、次々に書き換えられていくメディアが影響力を強めれば強めるほど、書物という確かに存在するものを残そうとする欲求が強まっていくのだと思います。
 その欲求は人生の中で一度限りではありません。だからこそ、カジュアルな本という出版形態を選択して、何度でも自費出版にチャレンジしてほしいと思っているのです。

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