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学習記録67 帯広経営研究会6月例会

学習記録67 帯広経営研究会6月例会

おはようございます。
 午前10時、企業変革支援プログラム改訂プロジェクトカテゴリーリーダー会議。午後1時半、中小企業家同友会とかち支部S事務局長来社。2時から訪問活動。2社と帯広商工会議所を訪問。さまざま話を聴くことができた。5時半、帰宅。夕食。7時、帯広経営研究会6月例会。昼間訪問したT社・T社長の経営発表。近い業界であるだけに、目指している方向性がよくわかる経営計画だった。9時終了。

社名の謎

逆風が吹き続ける業界の採るべき戦略はどこにあるのだろう? いつも考えていることのひとつです。昨夜の例会には日創研のF講師がオブザーバー参加していました。発表後のアドバイスの中で「原点に立ち戻る」という話がありました。非常に特徴的な社名を持つT社。その社名に込められた意味を考えよ、ということです。
 確かに、特別な意味が込められた社名であるに違いありません。社名には理念や創業の精神が表されている場合がある。T社はそのことを考えさせられるような社名です。
 その対極にありそうなのが我が社の社名。幅広い印刷業務を行う業態を総合印刷業と言いますが、我が社はそれがそのまま社名になっている。同じ社名は全国に何社かあるようです。また、別な言葉と組み合わせ、「○○総合印刷」となっている会社は非常に多い。
 この特徴のなさが、僕は入社前からずっと気になっていて、20年前から社名変更が検討課題のひとつとなっていました。創業者も社名を気にしており、僕らが東京時代に経営していた「遊文館」という名称を賞賛していました。もちろん、今の我が社に遊文館は合わないと思いますが……。
 浮かんでは消え、消えては浮上する社名問題。僕の得た結論は、「ソーゴー」の中に意味があるはずだ、というものでした。我が社の事業活動の歴史をたどっていくと、印刷会社とは思えない活動がいくつも含まれています。1970年代の幸福駅ブームの頃にはレターセットを製造販売。絵柄印刷済み年賀状10枚セットを全国に先駆けて販売。その後、商業出版分野に参入しようと試みる(詳細不明)。1990年代には家系図作成ソフト「家康」の開発。同時期、在版管理システムを同業者向けに販売(これも詳細不明)。そして、1998年に月刊しゅん創刊。ここから印刷会社としてのポジショニングが少しずつ変わっていくことになりました。
 僕の解釈では、「印刷」のリフレーミングを行ってきた会社。残念ながら1990年代以前のことはぼんやりとしかわかっていないのですが、「総合」ではなく「ソーゴー」であるところに、何か意味があるような気がします。もっとも、創業者が生きていれば、「そんな意味はない」と言われそうですが……。
 全国数多くの印刷会社は、「印刷業とは何か」について真剣に考え、懸命に自社の強みをリフレーミングしようと試みているはずです。印刷業であることに誇りを持ち、印刷産業の今日的な使命について認識を新たにしている。数年前まで、我が社の社屋の前には大きく「印刷」と書かれたポール看板(広告塔)が立っていました。強風で大きく揺れていたため撤去したのですが、社名よりも大きく書かれている「印刷」に意味があるはずだ。そう思いながら、いつも眺めていました。
 印刷、それも「ソーゴー」です。さすがに21年も在籍していると、愛着という言葉だけではない何かを感じてしまいます。ソーゴー印刷となる前は「日邦総合印刷」が社名でした。総合からソーゴーへ。今となっては謎ですが、そんなことを考えさせられる6月例会でした。

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