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門外漢の原稿作成技法第43回 執筆とは学び直すこと

門外漢の原稿作成技法第43回 執筆とは学び直すこと

おはようございます。
 1本目、特集ページの原稿を仕上げる。いつもなら、8割程度インデザインで仕上げてからデザイナーに渡すのだが、今回はインデザインで大まかに作ったラフを添えるだけ。それでも、字数はピッタリだから、デザイナーの作業量はほとんど変わらないはず。昼頃完成。午後からは、「北海道 来たるべき未来を見つめて」に全力。オートメモのテキスト変換精度が若干低い。音声を聞き直す。3時半頃から本文を書き始める。6時夕食。7時、執筆再開。10時半頃、書き上げる。音声を確認しながら書いたためか、ちょっと時間がかかった。写真を選び、インデザインに配置。気づくと、11時半になっていた。

夜型のリスク

いつものようにギリギリ感を味わいました。今回は相当追い詰められました。週末ごとに取材予定が入ると、原稿執筆がどうしても後まわしになる。平日にフリーの日を設ける必要がある。この教訓を次回にこそ生かさねば。ああ、しんどかった。まだ終わっていませんが、今回は胸焼けの症状まで出た。慣れない特集ページを担当したからかな? けれども、それ以上にさまざまな収穫がありましたから、よしとしましょう。
 僕にしてはめずらしく、夕方から夜にかけて原稿を執筆しました。ふだんなら眠っている時間です。夜、原稿を書くとスピードは確実に落ちる。僕の場合は30年前から体感しています。編集部の中には夜型の人もいると思いますが、若いうちに朝型に転換することをおすすめしますね。30代までは夜でもスピード感を持って書くことができますが、40代後半あたりから厳しくなってくる。そのときは勢いで何とかなったとしても、翌日のダメージが大きい。夜に書く原稿は追い詰められたときだけに限定するほうがよい。
 朝型にすべき理由はもうひとつあります。夜に書くと若干後ろ向きな話になりやすいんですね。僕の場合は内省的な傾向が出てくる。気をつけないと、消極的な言葉を使ってしまいやすい。ブログの文章などは、ちゃんと読み返さなければなりません。たまに、翌日早起きせねばならない場合、夜のうちにブログを書くことがあります。そんなときは要注意ですね。
 スロウの原稿も、書き上げて翌日朝に読み返すと「こんなこと書いたっけ?」と思うことがあります。危険な時間帯は夜10時を回ったあたりから。これは疲労がたまってくるというのが理由のひとつ。あとは単純に夜だからでしょう。仕事が終わらず午前2時くらいまでねばっていると、案外その後はちゃんとした文章になる。ただし、体は大変なことになり、2日間くらい尾を引く。どちらを選ぶか? そこまで追い詰められない道を選択すべきですね。
 締め切りがあると奇跡が起こる。ただ、今回は奇跡らしきものは起こりませんでした。しかし、やり続ければいつかは必ず終わる。これは消極的な意味合いでの言葉ではありません。やり続けることで意味のある言葉、表現したかった文章が必ず引き出されてくるということ。そのような書き終え方をしなければ、そもそも原稿を書く意味はない。文章の上手下手とかセンスといった問題はありますが、僕個人としてはセンスのよい文章よりも、中身あるいはメッセージの込められた文章を書きたいという気持ちが強い。その分、勢い余って文字数を大幅にオーバーすることもあれば、細部にこだわりすぎて時間がかかることもある。これは致し方のないところです。
 あらゆる仕事は集中力と継続力によって成果がもたらされる。エネルギーの投入量とそのタイミングが重要といってよさそうです。この土日で書いた原稿に登場する人々には、並外れた集中力があり、結果が出るまで自分を信じて努力を継続していった。このあたり、もっと見習う必要がありそうです。
 原稿を書くことはアウトプットであると同時に、取材時にインプットしたことを学び直す時間でもあるようです。
※前半部分は昨日の深夜に書きました。やはり、ちょっと後ろ向きな文章になっていることがわかりますね・・・。

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