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写真家的業務改善行動80 紙のメモと電子メモパッド

写真家的業務改善行動80 紙のメモと電子メモパッド

おはようございます。
 朝はエクセルを使って案を形にしようと試みる。10時半、ミーティング。午後1時近くまでかかる。昼食後、事務的作業と講演資料作成。予定していたところまでたどり着かないまま仕事を終える。

どこでもメモ

「業務改善行動」というテーマで書くのは久しぶり。この間、いくつか改善したことがありました。改善項目のひとつは、机の上を立体的にしたことでしょう。ディスプレイアームを設置し、やや高い位置にディスプレイを置いて、その下に物を置くことができるようになった。僕には重要な改善点ですが、他人にはどうでもよいことですね……。
 今日のメインテーマは「メモ」。みんなどのようにしているのでしょう? アイデアというものはいきなりやってくるものです。あるいは、ずっと忘れていた重要なことを不意に思い出すこともある。このようなとき、忘れてしまわないようメモをしようとするのですが、肝心のメモもペンもないといった事態に陥ることがあります。
 僕の場合は、それがやたらに多い。ペンがあってメモ用紙がないときには、どんな紙でもいいから書く。そういえば、「手に書く」という人を見かけなくなりました。紙はそこらじゅうにありますから、何とかなるでしょう。
 困るのは、紙があってペンがないとき。家や会社の中ならそのようなことはないでしょう。外出先で起こりうる。いよいよ困ったときには、紙を爪でひっかいてメモをする。これは非常事態の時。撮影中に電話がかかり、「ここに連絡してください」と言われたようなとき。ともかく爪で電話番号を書き留めようとする。ただ、筆圧……じゃなく、爪圧が弱いと判読不能となる。あまりおすすめの方法ではありません。
 そうした事態を避けるため、僕は「どこにでもメモとペンを置く」ようにしました。過去に困ったことのあるシチュエーションを思い出して、設置場所を考える。車の中、脱衣所(さすがに風呂の中ではメモしません)、トイレ、撮影中、公共交通機関の中。まず、あらゆる鞄の中にペンを入れておく。パイロットの「ジュースアップ0.5ミリ」のブルーブラックを2本ずつ。1本取り出して戻し忘れても大丈夫。車の中は意外に置き場所がありません。車にはペンホルダーが必要ですね。みんな信号待ちの間にメモしたりしないのでしょうか?
 メモ用紙の種類も重要。鞄の中にはノートがあるからOKですが、一応付箋紙がある方が便利。車の中にも付箋紙を常備。これをサンバイザーの裏側にはさむか貼り付けておく。この方法により、運転中に浮かんだアイデアを忘れてしまうことがなくなりました。走行中は危険なので、いったん停車してからメモします。
 書斎の中にいても、実はメモに困ることがあります。メモ用紙は山のようにあるのですが、他とは区別したいようなメモのとき。僕の部屋にあるホワイトボードには、やたらたくさん紙片が貼り付けてあって、それらに紛れ込んでしまいやすいのです。
 いいものを見つけました。電子メモパッド。ホームセンターで800円くらいで売られていて、試しに買ってみたら、非常に使い勝手がよい。立体化したディスプレイの左下に置いて使っています。黒地に緑色の文字。黒板にチョークで書かれているようにも見えます。目立ちすぎないのがいい。アイデアを書くというよりも、今日すべきことを書き留める目的で使っています。
 ペンと紙がないときには、スマホでメモをすることもありますが、これはうっかりミスにつながりやすい。画面の表示を変えたり、アプリを閉じた瞬間、完璧に忘れてしまうのです。そうして、数ヵ月経ってから、書き留めたメモを偶然発見したりする。メモは紙が一番、次は電子メモパッドで決まりでしょう。

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