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一から始める自費出版43 費用を抑える方法

一から始める自費出版43 費用を抑える方法

おはようございます。
 午前8時半、朝礼。新入社員のNさんを紹介。朝礼後、講義資料作成。なかなかスピードが上がらない。午後1時半、来客。印刷業界の話。3時帰宅。4時、幹部会議。6時半、同友会事務所へ。中小企業家同友会とかち支部四役会。9時過ぎ帰宅。

費用を抑える方法

通常、自費出版には相応の費用がかかります。ざっくり言うと、数10万~数100万。ざっくりしすぎていて、ほとんど目安にはなりませんね。どのようなものを作るか、そして作り方によって費用が大きく変わってくるのです。
 せっかく出版するのですから、本としてのクオリティを犠牲にしたくはありません。自分でできるところを自分で行い、プロに任せる部分は任せる。基本的にはそのような考え方で進めることとなるでしょう。
 自費出版にかかる費用は、「編集・デザイン」「印刷・製本」「流通経費」の3つに分けられます。トータルコストを考えるなら、この3つをひとつの会社にまとめて依頼すれば、別々に発注するよりも費用を抑えることが可能となります。出版社、制作会社としての機能を有している印刷会社。それがもっとも合理的な選択肢と言えます。
 自分でできることは自分で行う。そう考えれば、編集にかかる費用をある程度抑えられるはずです。今となっては当然と言えますが、「手書き原稿ではなくテキストデータを用意する」といったようなこと。
 自費出版で頭を悩ませることのひとつは、写真の取り扱いでしょう。古い写真であれば、デジタルではなく「紙焼き」であることが多いもの。これをそのまま印刷会社に渡すと、写真をデータ化するためにスキャニング費用が発生します。さほど高くはないとはいえ、枚数が増えるとコスト増の一因となります。自宅にスキャナーがあれば自分でデータ化しましょう。ただし、作品集のような精度の求められるものはプロに任せることをおすすめします。
 どこまで自分で行い、どこからプロに任せるのか。このあたりは、編集者(または自費出版アドバイザー)に相談するのがよいと思います。編集者やアドバイザーは、クオリティとコストのバランスを考え、アドバイスしてくれるはずです。
 自力で印刷データを作成する。今日ではそれも不可能ではありません。ワープロソフトには、自費出版用のテンプレートが用意されています。プロの目から見ると、ちょっとした違和感を覚える微妙なレベル。ただ、この「ちょっと」が許容範囲であるならば、テンプレートで作成したデータを印刷データにするという考え方もあります。制作費用を大幅に費用を抑えることが可能となります。ただ、その場合は「完全データ」が基本となりますから、印刷会社側で修正を行うことはできません。また、カバーや帯についてはプロに任せることをおすすめします。
 紙の本ではなく、最初から電子書籍で出版すると考えれば、かかる費用は大きく変わってきます。一太郎のようなEPUBで保存可能なソフトを使えば、ほぼすべて自力で作成することも可能。この場合、印刷会社の出番はありません。
 とはいえ、電子書籍も本に違いありませんから、プロの編集者に相談しながら、質の高い本づくりを目指すべきではないかと思います。電子書籍では、ほとんどの人がデータ作成中に、技術的な課題に直面するはず。すべて自力で……と考えていると、本の中身以外のところに膨大なエネルギーを費やすことになるでしょう。
 自費出版にはある程度費用がかかるもの。そう割り切って、クラウドファンディングや予約販売を募るなどして負担を軽減するのが、もっとも現実的な選択肢ではないでしょうか。クオリティを犠牲にすることなく、しかも費用負担の心配から解放される。著者は本の原稿に集中することができるわけです。クラファンを活用して自費出版を行う。今後もそうした事例が増えていくに違いありません。

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