
おはようございます。
早朝は写真選び。2時間近くかかった。8時40分出社。8時50分、中小企業家同友会とかち支部S事務局長とともに会員企業訪問。4社訪問。業況や同友会活動の話。午後1時半、ZOOMで二次面接。6時、第一ライフデザインスクエア十勝へ。十勝シティデザイン主催の「人口減少社会のデザイン 地域分散社会の実現に向けた十勝・帯広発での挑戦」というイベント。講演のメインは、京都大学こころの未来研究センター教授の広井良典氏。著書「人口減少社会のデザイン」(東洋経済新報社)を読まなきゃ……と思わずにはおられない内容。イベント後半は柏尾哲哉氏(十勝シティデザイン)と第一生命の取り組み事例の発表。中身の濃いイベントだった。
クリエイティブなまち
ここでは講演の直接的な中身については触れないことにします。何よりもまず、本を読んでみようと思っているところ。そこには僕の知りたいと思っていることが書かれているに違いない。発行年は2018年。どうして知らなかったのだろう? もっとアンテナを張っておかねばいけませんね。昨日は4社の企業訪問でも考えさせられるところが多く、脳みそを酷使した一日となりました。
日本の人口グラフを見ると、これから急速に人口減少へと向かっていくことがわかります。というよりも、明治に入ってから急速に増えすぎたと言えそうです。永遠に増え続けると、地球外へ移住する必要に迫られますから、どこかで人口増はストップしなければなりません。
世界全体で見ると人口はまだまだ増え続けることになるのでしょう。しかし、これもどこかで頭打ちとなり、その後は減少に転じることになるはずです。そうなると、経済活動もライフスタイルも落ち着いたものとなり、魅力的な地方都市が求められるようになっていくのではないか……。僕はずっとそう考えてきました。北海道の地方都市にはそのようになる可能性があります。ただ、現実には問題が多く、解決までに相当な期間がかかりそうな気がします。
広井氏の講演の中に「ウォーカブルシティ」という言葉が出てきました。直訳すると「歩きやすいまち」。歩いて楽しめるまちであり、自動車がなくても住みやすいまちということでしょう。これは僕自身も求めていることですし、多くの人が望んでいることに違いありません。
帯広は道幅が広く、歩道がちゃんと備わっています。歩きやすいまちであることは間違いありません。けれども、歩いて楽しめるまちかというと、ちょっと微妙なところがありますね。楽しいところももちろんたくさんあるのですが、何かが足りず、何か余計なものがある。そう感じることが多い。これは否定的な意味合いではありません。これからまちづくりを行っていことで、ものすごく魅力的なまちになる可能性がある。そんな気がします。
その根拠はどこかというと、やはり道幅の広さにあるでしょう。学生時代、僕は大阪府南河内郡河南町と太子町に5年暮らしました。田舎町ですが、道幅は驚くほど狭い。東京では15年のうち13年くらい杉並区西荻窪で暮らしました。ここもやはり狭い。道路が狭いと「車の運転技術が向上する」というメリットはあるのですが、窮屈さは否めません。車が入れないほど狭い道は「歩いて楽しい」わけですが、車の通る道を歩く際は、いつも後方から迫ってくる車に注意しながら歩いていました。
帯広は車の出入りをもう少し制限し、道路の使い方をひと工夫するだけで、歩いて楽しいまちになるだろうな……。加えて、「歩いて楽しい」には景観が重要。写真を撮りたくなるようなまちが理想です。柏尾氏の話の中に「まちづくりは消費からクリエイティブへ」というものがありました。何かクリエイティブなことをしたくなるまち。それが地方都市の魅力の核となることが望ましい。
クリエイティブで頭に浮かんだのは、カナダのバンクーバー島にある壁画の町、シュメイナスでした。30年近く前に一度訪れただけですが、ここは写真を撮るのに楽しいところ。壁だけでも観光客が集まる。壁画には限りませんが、まちじゅうアートというところがあったら住んでみたくなりますね。
