northern style スロウ vol.63を発行いたしました
クナウマガジンで企画・編集いたしました「northern style スロウ vol.63」が本日発行となりました。
northernstyleスロウ vol.63 6月1日発売 900円+税
巻頭特集「カヌーで辿る、川のはなし」
スロウ63号のキーワードは、「川」と「カヌー」。北海道の雄大な自然を楽しむために欠かせない相棒たるカヌーですが、その使い方はさまざま。湖に浮かべ、お散歩気分でのんびり漕いだり、海に出て魚釣りをしたり。自宅の庭に池があり、そこに浮かべてボーっと過ごすという人に出会ったこともありました。中でも今回注目したのが、川。北海道には「カヌーイストの聖地」と呼ばれる川がいくつも存在しています。代表的なのは天塩川。その成り立ちや流域の人々の暮らし、育まれてきた文化。川に魅せられた人たちに話を聞きに行けば、「川」と「カヌー」が遠い昔から私たちの暮らしの身近にあったということに気づかされます。他にも、釧路川やポー川、頓別川など、有名どころからちょっとマニアックなところまで、カヌー愛好家を惹きつけて止まない川をたくさん教えてもらうことができました。川幅や流れの違い、流域の歴史や文化の違い、そして浮かべるカヌーの種類の違い。さまざまな角度から楽しめる、北国のカヌー特集です。
コンテンツ
■巻頭特集「カヌーで辿る、川のはなし」
*カヌーイストの聖地天塩川
酒向勤さんの描いた夢 【名寄市・和寒町】
松浦武四郎と共に天塩川を遡る旅へ 【名寄市】
天塩川から始まる歴史の旅へ 【美深町】
*down the river 流れの先に見たもの【中頓別町】
*時をかけるポー川に乗って 【標津町】
*根室・オンネベツ川をカヌーで行く 悠久の時からつながる未来に思いを馳せて 【根室市】
*目指すは太平洋 3泊4日、釧路川の冒険 【弟子屈町・標茶町・釧路市】
*木と出合って、カヌーを造って、35年目に伝えたいこと。 【遠軽町】
*いつか叶えたいを、現実に 北国の休日に、気ままなカヌー旅。 【札幌市・苫小牧市】
■単独ページ
*加地さんの器から立ち上るもの 【留寿都村】
*心の別荘となる場所へ 花に囲まれたサロン グリーンアーチ 【札幌市】
*三好焼菓子店 一つの点に向かって、淡々と。 【由仁町】
*デザイン事務所 cagicacco 誰かの大切なものを、誰かに伝える仕事 【旭川市】
*あの暑い夏の日、隆子さんの庭へ。 【倶知安町】
*マイホウキ、つくりました。 【池田町】
*温かい視点で北海道を記した文学者 更科源藏のことをもっと深く知りたい。 【弟子屈町】
その他、通信販売や連載企画も楽しんでいただけます。
northern style スロウは、道内主要書店でも販売中。クナウマガジンHPからもご購入いただけます。
https://www.n-slow.com/books/books-14221
追記:スロウ63号発売遅延のお詫び
スロウは「北海道の足元の豊かさ」をテーマに、読者の皆様の支えの下、出版を行ってきました。しかしながら今般の緊急事態宣言等により一部自粛営業等を行っていたことから、スロウ63号の発売が遅れることとなりました。
楽しみにお待ちいただいていた皆さまに、心よりお詫び申し上げます。
最後となりましたが、このたびの新型コロナウイルス感染症により影響を受けられているすべての方々に、心よりお見舞いを申し上げます。