月刊しゅんに携わることが、私にとって十勝への恩返し
結婚を機に、北海道に移住して20年。最初は年賀状業務のアルバイトとしてソーゴー印刷を訪れていた嶋宮ですが、自身の移住者としての経験を活かしながら月刊しゅんの読者会員組織の運営に携わるようになり、今に至ります。行動力のある嶋宮は十勝での慣れない生活に対しても、積極的に行動することで環境を変えてきたといいます。夫の家族以外に知り合いがいなかったため、子どもの学校ではPTA活動などに積極的に参加してママ友をつくったり、仕事では読者会員を対象に「転勤族の会」を開催し、同じ境遇の方たちが集まれる場作りに努めました。
そんな仕事の中で出会ったのが、趣味のカメラ。「会社のカメラを使っていろいろ撮っていたんだけど、撮った写真がダサいということに気づいて(笑)。ちゃんと撮れるようになりたいと思ってカメラを買いました」。嶋宮にとってソーゴー印刷は学びの場。確かに、プロのカメラマンがタダで教えてくれる機会はそうそうありません。
「多彩な才能を持った若い人たちがたくさんいるから、これからもどんどん学びたい。楽しい老後を過ごすためにも。写真が撮れて、文章も書けて、家にはステキな庭があって…そんなおもしろいオバサンになりたいかな(笑)」。以前はずっと事務職に勤めていた嶋宮は、タスクを次々とこなしていくのが快感なのだとか。これからも“夢のTODOリスト”をひとつずつ確実にこなしていくのでしょう。