モットーは『一生勉強』。出会うすべての人から学んでいきたい

どこにいてもすぐにわかる、大きく響くハキハキとした声。盛一がいる場には、必ずといっていいほど、明るくて、ポジティブなエネルギーが流れています。

そんな盛一ですが、今のような性格になったのはソーゴー印刷に入社してからだといいます。「昔は“こうあるべきだ”という考えに固執していて。まじめというか、頑固というか。でも周りの先輩を見ているとすごく自由で、個性も強くて（笑）。一緒に働いているうちに自分自身を少しずつ解放できるようになって、毎日がすごく楽しくなったんです」。ソーゴー印刷は、自分を受け入れて仲間にしてくれた場所。作っているのが「月刊しゅん」だからこそ仕事を続けてこられた、と力強く言い切る盛一。しゅんへの愛情と熱意にあふれた、まさに“しゅん命”な人なのです。

二度の育児休暇を挟みながら、月刊しゅんを作り続けて15 年。この秋からは、働き方や職場環境の改善を図るために発足した、社内委員会のメンバーとしての活動も始まりました。仕事・家事・育児をこなす母親という立場になって、改めて感じた時間の大切さ。そして、“上に立った人が、より良い状態に変えていかないといけないんだぞ”と、かつて父親がアドバイスしてくれた言葉。すべての社員にとって今までよりもっと働きやすい会社にするために、さまざまな新しい試みに挑戦していこうと意気込んでいます。

「私と同じように、会社に愛着を持って働いている人が多いのは本当にうれしいことだし、みんなが健康で幸せであればいいな、と。願いはもうそれだけ（笑）。自分のこととして考えるためには、自分で選択することが大事。会社のこともみんなで考えてみんなで決めていけたらいいなと思っています！」。