日常の枠組みから一歩踏み出すことで得られるもの
学生のころから商業デザインを得意としていた高田は、「情報をわかりやすく伝える」がモットー。デザインの中で自分の個性を全面に出すというよりも、求められる内容に合わせて自在に適応できるのが強みです。「現代では画面上のボタンひとつでカンタンに飛び越えてしまうようなところを、学生時代にはラフスケッチを描いたり、レイアウトの骨組みを考えたり…。そういったプロセスや、一つひとつの作業の必要性を学べたことは今の仕事にも大いに活きています」。掲載されている情報が幅広い「月刊しゅん」の誌面づくりに長く携わってきたことも、仕事の幅を広げてくれた要因だといいます。
そして高田といえば、社内でも指折りのアクティブ派。10年ほど前からバレエやジム通いなどを始め、ピラティスのインストラクター資格も取得するほど。「もともと運動習慣はあったけど、数年間途切れてしまっていたんです。何かの拍子に、デスクに座っている自分の姿を客観的に見たら…丸まってどんよりした姿勢の悪さに衝撃を受けて(笑)」。仕事とは別のコミュニティができたことで、健康面だけではなく仕事にも新鮮さを取り戻すことができ、今ではその両輪がバランスよく回っている状態だと話してくれました。体と心の健康は本当に大事ですね!