自分の目で見て、自分で動く。現場にこだわる職人気質

2006年にソーゴー印刷に入社して以来、月刊しゅんの営業・編集の仕事ひと筋で突っ走ってきたしゅん編集部の中川このみ。2016年10月に編集長に就任し、仕事においてはまさに“旬”を迎えている女性です。肩書きが変わっても、変わらないのが「現場主義」。このモットーが根づいたきっかけは、YOSAKOIソーランとの出合いでした。昔からものづくりが好きで、どちらかというとおとなしい（？）タイプだったといいます。

大観衆の前で大きな声を出して踊るなんて考えられない！　…ところが、ひょんなことからYOSAKOIの学生チームに所属することとなり、世界が一気に広がったのだそう。「自分でも驚くぐらい変わったというか。ある意味、大学デビューでしたね（笑）」。YOSAKOIを通じて感じたのは、喜びや感動を分かち合うことのすばらしさ。その後はさまざまなイベント運営にも興味を持ち、積極的に携わるようになったといいます。そこで得たノウハウや経験に加え、特技であるイラストやものづくりの技術も持ち合わせる中川は、ソーゴー印刷主催のイベントではいつも中心人物として頼りにされる存在なのです。

「月刊しゅんは創刊以来毎月発行し続けて、2018年で20周年を迎えますが、決してあたりまえのことではありません。積み重ねてきたものを守りつつ、私が今まで働きながら考えてきたことを少しずつ形にして、プラスしていきたいです」。