日々の成功と失敗を糧に、まっすぐに仕事と向き合う
岸上は怒ったことがありません。多分。せかせかと仕事をしながらも、話しかけるといつも笑顔で返してくれるし、マジメで謙虚で誠実。常に一定のテンションを保っている安心感。好感度の高さは社内でも随一です。ただし、趣味はけっこうマニアック!「家で定盤(じょうばん)を作ったりしてます。鉄の板を2枚重ねて擦り合わせて、そのうちの1枚と他のもう1枚を重ねて…」。最近はそんな休日を過ごしているとか。
印刷会社を選んだのも、機械やものづくりが好きだったから。プレス係の中では一番の若手ですが、印刷機を扱うようになってもう20年近く、技術はベテランの域です。「でもまだまだですね。理想の色を出すための微調整が難しい。大ベテランの先輩とは、やはり経験の差がありますから」。経験値と品質が比例する技術職。だからこそ、自分より下の世代を育てていくこともこれからの大事な目標だと話します。
暑い日も寒い日も、朝から晩まで、やっぱり今日もきっしーはきっしーなのでした。