笑顔も料理も優しさに満ちたソーゴー印刷のお母さん
northern style スロウでは通信販売システムの管理を、月刊しゅんでは「しゅんの食卓」ページを担当している種村。栄養士の資格を持っていることや、過去に催事関係の仕事に勤めていたことなどが、今の仕事に役立っているそう。どんな経験も、いつか必ず自分のためになる。人生に無駄はないということを大切に、自身の子どもたちにも伝えてきたといいます。
「しゅんの食卓」は、連載200回を超える人気企画。普段は社内業務が主な種村ですが、2015年からは生産者のもとを訪ねて取材も行うようになりました。「身近だけど知らないことがたくさんある。お肉も野菜も、おいしい食材があることはあたりまえのことじゃなく、生産者さんの努力があってこそ。その価値を少しでも伝えられたら」。食材の知識と、恵まれた十勝への感をさらに深めながら、レシピの考案にもより熱が入ります。
料理が得意な種村は、地域密着型の飲食店を開くことが昔からの夢。町内の憩いの場所として、お客さんが毎日ちょっと顔を出しては世間話をして帰るような。イメージはそんなお店です。「野菜たっぷりの汁ものを食べてもらって。スープだとオシャレすぎるから、あえて“汁もの”ね。心も体もあったかくなれるお店、いつかはやりたいな」。